本当は言いたくない ”呼吸法”
ヨガクラスにおいても、コラムにおいても、わかりやすさを優先して、”呼吸法” と呼ぶことのある、呼吸の仕方。
でも、本当は ”呼吸法” と言いたくないんだ。
という思いが募り、今日に至ります。笑
だって、ヨガの呼吸の方法は、”呼吸法” の効果以上のものがあるから。それを、”呼吸法” と括ってしまっては、それ以上の効果が溢れてしまう。伝わらないものが多すぎてもどかしいのです。
結論から言うと、ヨガの呼吸法は酸素と二酸化炭素の交換に加えて、エネルギー(氣)の交換を行うものです。目に見えないものを動かす力があるんです!クラスでご紹介する呼吸法は何種類もありますが、全てが、生命エネルギーを高める方法ということです。
この記事では呼吸法の概要と、目に見えない氣をどのようにイメージするかについてご紹介します。
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▶︎本当は言いたくない ”呼吸法”
①・歴史から紐解く 呼吸法とは
②・氣のイメージトレーニングおすすめ法
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▷①・歴史から紐解く 呼吸法とは
ヨガを伝える古い書籍には、呼吸法とは書いてありません。そもそも日本語ではなくサンスクリット語なのですが、プラーナヤーマと記されています。
プラーナ:エネルギー、氣、万物を構成する要素
ヤーマ:拡大する、拡張する、コントロールする
はい、そのまんまです。今日の結論です。
日本語では呼吸法と訳されがちですが、ものなりない解釈と思いませんか?
”調氣法”と言うピッタリな訳もあるのですが、初心者の方には伝わりにくいのです。
なので使いづらい。うーん、言葉って、難しいですね〜
▷②・氣のイメージトレーニングおすすめ法
呼吸法では、エネルギー(氣)を調整するのがミソでしたね。だけど、エネルギーや氣は目に見えないものです。(見える人もいますが)
そこで、ヨガの叡智や量子論の力を借りて、氣のイメージを可視化してみました。
以下の画像をご覧ください。
極論、妄想で良いのです。大切なことなのでもう一度、妄想で良いのです。
イメージの力については、PASやホメオスタシスの作用として脳科学でも立証されています。
自分で表現する宇宙は無限の可能性が広がるので、そこに臨場感を持っていくことで、脳の仕組みが替わり望みは叶うというものです。(そうそう、密教のことを ”自分と神を同一を思い込むこと” と表現した方にも大拍手を贈りたいものです。)
画像左側のカラフルな丸は外気中のエネルギー(氣)です。“清々しい氣” “活力のある氣” “落ちつける氣” “ピンクな氣”など イメージは人それぞれです。ヨガではこれらをプラーナと呼びます。
右側の人には中心線とカラフルな丸と蛇のように交差した線があります。これらは個人が持っているプラーナ(エネルギー・氣)が集まった道や出入り口です。ヨガではスシュムナーナーディ、チャクラ、イダーナーディ、ピンガラナーディと呼びます。
量子論でいうと、形あるもの全てが素粒子の集合体です。
つまり、私たちは、空気中の氣や個人が持つ氣を交換し合っているというわけです。居心地が良い人、空気感が似ている人、窓を開けて換気すると気持ちがよくなる などが日常においてイメージしやすい氣の交換かと思います。
その無意識で行っている氣の交換を意識的に行うのがヨガの呼吸法。
プラーナヤーマ なんですね。
さあ、あなたの今欲している氣はなんでしょう?
そして、もう手放したい氣はなんでしょう?
呼吸に合わせて、氣を交換し、個人的な氣を高めていくイメージはつきましたか?
繰り返しですが、妄想で良いです。
妄想が心地よい暮らしを紡ぐ方向へ向かって、脳を操作していくのですから^^
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▶︎本当は言いたくない ”呼吸法”
①・歴史から紐解く 呼吸法とは
②・氣のイメージトレーニングおすすめ法
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